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公式サイトTOPへ戻る著名人からの鑑賞コメント到着 !
順不同・敬称略
はあちゅう ブロガー・作家
重くて苦しくて、時に目を背けたくなるほどつらいのに、かた時も目を離せない作品でした。みんな誰かに救われたがっているけど、結局、自分を救える人は、自分以外いないのかも。
山谷花純 女優
体の傷よりも心の傷は、ケロイド状に残り続ける。"拭えない 痛みを受け入れる事は、相手を許した事へ繋がる世の中の常識 とは?"
主人公美鈴に、そんな言葉に出来ない葛藤の答えを委ねられた感覚になりました。物語ラスト、女として女優としての覚悟が刻まれた奈緒さんの背中に心より拍手を贈らせていただきたいです。
フィフィ タレント
ありのままの自分を受け入れることは、自分を傷つけること…だからみんな、嘘をついて生きるんだね
辛酸なめ子 漫画家・コラムニスト
女性器に怯える少年と、負のエネルギーを自分の内に受け止めてしまう女性教師。この作品を観るうちに性器への恐れが畏れに変わり、拝みたくなるありがたい存在に……。自分の性をポジティブに受け入れられそうです。
パリュスあや子 作家
愛とは、暴力とは、そして強さとはなにか・・・与えられた性ゆえに苦しみもがく人物たちが、痛みをもって揺さぶりかけてくる。最後まで見届けたとき、救われる思いがした。
笠井信輔 アナウンサー
自分の性を嫌悪する教師と生徒が出会ってしまった。
こんな哀れな奈緒をみたことがない。風間俊介には嫌悪感しか抱けない。
性を巡るLBGTQとも異なる激烈なラブストーリー。
あなたが感じるのは拒絶か共感か!
中村佑介 イラストレーター
観終わって言葉が出なかった
ただただ心に触れた味がした
伊藤さとり 映画パーソナリティ(映画評論、解説)
あやふやにしない。綺麗事にしない。
描くべきテーマだから注意を払いカメラワークを意識しながら撮る。
話し合いたいから「男だとか女だとか」と言葉にして思いを吐き出す作品。
だからしばらく胸に刺さって外れない。
青木源太 フリーアナウンサー
人はみな、それぞれの事情を抱えながら、平然と暮らしている。
毎日笑顔で元気に生放送に出演している僕も、そして、あなたも。
夏目 深雪 映画評論家
邦画でも性愛に関し責めた作品が増えているが、この作品も性愛をテーマにしているだけでなく、どの登場人物もエキセントリックで傷を負い、奈緒ら俳優の演技の良さもあり、 最後までただならぬ緊張感で目が離せない。
北川れい子 映画評論家
一方が一方に一方的に消費されるセックス。そんなセックスに未来はあるの?
日本映画でほとんど描かれることのなかった「性」の落とし穴というべき力関係を、いささか極端な設定ではあるが、
ここまでリアルに、そしてカジュアルに切り込んだ作品の誕生に、心から拍手を送りたい。
人ごととは思えない痛い場面やエピソードも、主演の奈緒の演技の強さに引っ張っられ、こちらまで、なにくそ!。
真っ直ぐな生徒役・猪狩蒼弥。一見軽いが芯のある三吉彩花。そして自分の男性「性」を弱さの隠れ蓑にした風間俊介。
三木康一郎監督の偏見のないハ―ドボイルド・タッチの演出にも降参だ。
真魚 八重子 映画評論家
性のグロテスクな行為に、妊娠という人間の原点がある時点で、我々はおかしな仕組みに司られている気がして仕方がない。特に風間俊介の、女性を心身ともに凌辱する演技は恐怖そのもので、あまりに秀逸で震えた。
絵森彩 声優・タレント
人間の奥底にある「触れて良いものなのか?」「人間の本性のぶつかり」を細やかに深く描いた作品だなと私は感じました。 俳優の皆さんの迫真の演技に終始圧倒され、感情が止まらなくなり、見終わった後の放心感は、今までに感じたことのないもので、自分自身の戸惑いに動揺しました。 その戸惑い、皆さんに感じて頂きたいです ぜひ劇場でご覧ください!
SYO 物書き
際限なく湧いてくる不快と憤怒に心が壊れた。
本作への反応は、個々人の倫理観に合致する。
作品の背景に潜む性の不平等を唯々嫌悪する。
在ってはならぬ事が起こり続けるこの社会を。
あっこゴリラ ラッパー
私は何に向き合ってきたのか、抗ってきたのか、目を逸らしてきたのか、そういったちっぽけな日々の選択を問われる作品だと思った。どんな解像度でこの世界を捉えてる人でもたぶん全員漏れなく胸がいっっっったくなる。鳥飼さんの容赦ないタッチ、怖すぎます。凄いです。